天才トノサマBAND


天トノの小史 ~「天才トノサマBAND」の誕生から現在まで~

天才トノサマBANDは1994年の夏、Baの今福知己が京都の(京都を中心に活動していた)ボーカリスト持田ヒロツグのセッションにリードギターとして鈴木雄大を誘い、Drの平嶋秀亘と4人編成のR&Bバンドとして何度かライブを重ねるウチに、それまで名前がなかったバンドに「天才トノサマDYNAMIC満開BAND」(TTDMB)と名をつけ活動するようになった。ここに「天トノ」の原点がある。同時期、Ba.今福と Dr.平嶋は、当時「HASHIKEN」(橋本謙一)のリズム隊としても活動していた。1996年、持田ヒロツグ脱退後「TTDMB」は休止状態に入ったが、残った3人に雄大がレコーディングスタジオで知り合った、アレンジャー兼Keyの岸村正実が加わる。そして当時「MIKI’S」というグループで岸村と共に活動していたGtの佐藤克彦と、ファンハウス時代から楽曲提供などで親交のあったVoの村瀬由衣と鈴木の3人で活動し始めていた別ユニット”無人島”と合体。
演奏曲目は、雄大のオリジナルのなかでも(MISIAに提供した’飛び方を忘れた小さな鳥’などの楽曲をオモテ雄大とすれば)ウラ雄大ともいえるソウル,ファンク,ブルース,ロック色の強い楽曲や、「Listen to the music」「ケセラセラ」「You’ve gotta friend」などの名曲を、Navil Bro, Jamiroquai, Sly & Family Stone風のアレンジによって「天トノサウンド」で演奏をおこなっていた。1997年よりPerの里村美和が加入し、現在の形が出来上がる。以来、東京を拠点に、下田などでライブを中心に活動をおこなって来たが、満を持して2000年9月に自主製作CD-R『唖形』を限定発売。
2003年3月、メンバーそれぞれの音楽活動の合間を縫ってレコーディングされた、第2弾『異形/偉業』が前作から1年6ヶ月の歳月を経て発売された。
Gt佐藤克彦が抜け7人から6人に。しかし、メンバーを変えずに6人としてのサウンドを再構築し、ライブ活動を続けている。

唖形 (ver2.0)
七福神本舗 SLG-002 09/13/2004

1. Ride On
2. 天才FUNKYブラザーMen!?!!??!
3. 献身的愛
4. そーりー
5. Smokey Mountain
6. CHU-CHU-LOVE (bonus live track)

異形/偉業
七福神本舗/Indies House SLG-001 03/10/2003

1. いざゆけMY☆LOVE
2. 人間国宝
3. 雨が降っても
4. 太陽の匂い
5. I HATE YOU
6. Can’t Get Enough
7. 白日夢
8. 愛してよ
9. おまつり
10.むらさきのひかり